キリンジ/キリンジ

osamuswing2007-05-21



大名曲『風を撃て』から始まる傑作ミニアルバムです。これはインディーズ時代のものなのですが今聴いても完成度が高いです。

『風を撃て』に関しては憎い事にメジャー1st「ペイパードライヴァーズミュージック」収録の同曲と微妙に別なアレンジが施されており、聴き比べてみるとこちらのインディーズ時代の方が荒削りですが(逆にそこが)格好良いと思います。

このアルバム。曲や演奏が良いのは勿論なのでしょうが”何でこんなに胸にキュンと来るのか?”といえば恐らくそれはネオ・シティーポップの立役者でもあろう富田恵一さんという方がプロデュースや曲のアレンジに関わっているからじゃないかなぁ とかなり後になってから思っているんですけれど。どうなんでしょう。

それから実はこのアルバムにはおまけがありまして、アルバムクレジットでは最後の4曲目のかなり後(4:28くらい)にクレジットには無いシークレット・トラックが入っているんですよ。
これがまた良い曲でしてね。知らなかった人は聴き直してみてください。