worth waiting for... / joe williams

osamuswing2006-06-17




レコードを選ぶ基準の大きな要素にジャケットのデザインがあると思います。
特に女性ジャズ・ヴォーカルのレコードなんか正にその典型で歌っている本人のポートレートから漂う”匂うがごとく美しさ”に うっとり恋をして買ってしまうことが多いです。

joe williamsのこのブルーノート盤のアルバムも大体そんな感じで買った。
いつものようにテンポよくセコハン屋の棚のレコードを見ていると
あるレコードを手に取った瞬間、思わず身体がフリーズしてしまった。
そのジャケットに写っている「怖い兄さん」と目が合ってしまったのである。 
「買わんかい!コラ!」とでも言い出しそうな鋭い眼光にもかかわらず”800円”と書かれた値札が寂しかったが後で視聴させてもらったら結構 美味しい曲が入っていた。
やっぱりジャケから受けるインスピレーションは大事ですな。という結論である。