「砂の器」(1974)を鑑賞

osamuswing2005-10-16




以前から気にはなっていた松本清張さん原作のサスペンス映画です。
テーマは「宿命」です。人間誰しも一人で生まれてくることも生きていくことも出来ないということです。うむ。深いなぁ。
シーン的に「良いなぁ」と思ったところは最後のコンサートの時にオーケストラをバックに和賀英良(加藤剛)が新作「宿命」をピアノで弾くシーンで曲とともに3つのシーンが交互に進むところです。
その3つのシーンの1つに”父と巡礼を続ける北陸の風景”(回想)のシーンがあるんですが この場面の日本の四季を撮った映像が素晴らしいです。
また豪華な配役陣の中でも主演の丹波哲郎さんの演技が特に光ります。
日本映画の名作ということでどこのレンタルショップでもあると思いますのでよかったら借りてみて下さい。ね。

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