JACQUES TATI

osamuswing2005-03-01

ジャック・タチ
ジャック・タチといえばムッシュ・ユロ。
ムッシュ・ユロといえば沼田元気さん。
以前「ガリバー」という雑誌の「パリ特集」で自らムッシュ・ユロ氏に扮して「僕のおじさん」を再現していましたね。
ムッシュ・ユロってどんな格好かっていうと
ハーフ丈のレインコートに くるぶし丈のトラウザース。つばの短いハットとパイプ。
僕が永遠に追い続けるフレンチ・カジュアルのお手本です。
もう ずいぶん前の話ですが 北海道から東京に帰省する飛行機の中で 沼田元気さんを目撃しました。着陸するや否や失礼覚悟で話しかけた所 彼は 嫌な顔一つせず僕らと 話して下さいました。そして一緒に写真も撮らせて頂きました。
そのとき沼田さんから「今度 植草 甚一さんの記念展をやるんでよかったら来てください!」ってチラシ頂きました。
僕は 植草さんも大好きだから凄く行きたかったのですが 会場が北海道だったので行けませんでした。残念!
ところでジャック・タチ
タチの映画といえば音楽が効果的に使われている印象があります。(ムッシュ・ユロシリーズに代表される彼の映画は あまり台詞は重要ではないような気もします。)
中でも特に大好きで 思い出深いのが「プレイ・タイム」。
ラスト・クライマックスで テーマ曲と映像が重なる所は まさに圧巻で 口を半開きにしながら「うぁ〜」って声を出してしまうほどです。
もう1度見たいなぁ。狭くてもいいから劇場で。
そんな事を思いながら今 ジャック・タチのCDを手にとっています。
最近は痛快娯楽のアメリカ映画ばかり観ているから たまにこういうのもいいかも。
ただ 以前と同じ感動が味わえるかどうかは わかりませんが。